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~子宮筋腫・生理痛・妊活との関係~

東洋医学では、

  • 子宮筋腫
  • 生理痛
  • 子宮内膜症
  • PMS

などの背景に、

「瘀血(おけつ)」

という考え方があります。

瘀血とは、

簡単に言うと血液の巡りが悪くなった状態です。

しかしここで大切なのは、

なぜ瘀血ができてしまったのか?

ということです。

当院では、

瘀血そのものだけではなく、

その背景にある

脾虚(消化吸収力の低下)

を重視しています。


瘀血とは何か?

東洋医学における瘀血は、

単なる血液ドロドロという意味ではありません。

  • 血流低下
  • 循環不良
  • 組織への栄養不足
  • 慢性的な炎症

などを含む広い概念です。

瘀血があると、

  • 生理痛
  • 子宮筋腫
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 冷え

などが起こりやすくなると考えられています。


血液は材料がなければ作れない

血液を作るためには、

当然ながら材料が必要です。

例えば、

  • たんぱく質
  • ビタミンB群
  • 葉酸
  • 亜鉛

などです。

これらはすべて、

食べ物から摂取しています。

つまり、

消化吸収がうまくいかなければ、

十分な血液を作ることも難しくなります。


東洋医学でいう脾の役割

東洋医学では、

脾は消化吸収を担う臓器です。

食べたものから気血を作り出す働きがあります。

しかし、

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 慢性疲労

などが続くと、

脾の働きは低下していきます。

これが脾虚です。

脾虚になると、

気血を作る力が弱くなります。


血が不足すると巡らなくなる

十分な血液を作れなくなると、

血流も低下します。

川の水量が減ると流れが悪くなるのと同じです。

東洋医学では、

血虚が続くと瘀血になりやすいと考えます。

つまり、

脾虚によって血を作れなくなり、

その結果として瘀血が生じるのです。


当院が考える肝臓との関係

当院では、

脾虚の問題を腸だけで終わらせません。

なぜなら、

吸収された栄養はまず肝臓へ運ばれるからです。

腸の状態が悪いと、

肝臓にも負担がかかります。

すると、

  • エネルギー産生
  • ホルモン代謝
  • 解毒

などの働きも低下していきます。


ホルモン低下と瘀血

当院では、

陰虚をホルモン分泌低下として捉えています。

ホルモンには、

血流を維持したり、

組織を修復したりする働きがあります。

そのため、

ホルモン分泌が低下すると、

血流も低下しやすくなります。

つまり、

脾虚

栄養不足

肝機能低下

陰虚(ホルモン低下)

血流低下

瘀血

という流れが生まれることがあります。


子宮筋腫との関係

子宮筋腫は、

東洋医学では瘀血の代表的な病態として考えられています。

しかし当院では、

瘀血だけを治療対象にするのではなく、

その背景にある脾虚にも注目します。

なぜなら、

瘀血を作り続ける土台が残っていると、

根本的な改善につながりにくいからです。


妊活との関係

妊娠には、

十分な血流と栄養供給が必要です。

しかし脾虚が進むと、

気血が不足し、

子宮や卵巣への栄養供給も低下しやすくなります。

そのため当院では、

妊活においても、

まず脾を整えることを重視しています。


まとめ

瘀血は突然できるものではありません。

その背景には、

脾虚による消化吸収力の低下が隠れていることがあります。

当院では、

脾虚によって栄養不足が起こり、

肝臓の働きが低下し、

ホルモン分泌や血流が低下することで、

瘀血につながると考えています。

そのため、

子宮筋腫や生理痛、妊活を考える際にも、

血流だけではなく、

腸から始まる体全体の流れを整えることが大切だと考えています。

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