「最近、ほてりや不眠が続いている」
「疲れているのに回復しない」
こうした陰虚の状態は、突然起こるものではありません。
東洋医学では陰虚を「潤い不足」と表現しますが、
臨床的には
👉 ホルモン分泌の低下と、回復力の破綻
として捉えると非常に理解しやすくなります。
今回は陰虚がなぜ起こるのか、
その背景を詳しく解説します。
陰虚の本質を整理する
陰虚とは
👉 回復する力(ホルモン・体液)が低下した状態
です。
この状態になると
・体温調整ができない
・神経が休まらない
・疲労が回復しない
といった問題が起こります。
陰虚が起こる3つの大きな原因
臨床で多い原因は、大きく3つに分けられます。
■ ① ホルモン分泌の低下(副腎疲労)
最も重要なポイントです。
ストレスが続くと、
・副腎からコルチゾールが分泌される
・体はストレスに対応する
しかしこれが長期間続くと、
👉 ホルモン分泌が低下していきます
■ その結果
・回復力低下
・体温調整不良
・自律神経の乱れ
👉 陰虚の状態になります
② 自律神経の乱れ(交感神経優位)
陰虚の方はほぼ例外なく
👉 交感神経優位
です。
■ なぜか?
本来、代謝が落ちた場合は休むべきですが、
体はそれでも維持しようとして
👉 無理に代謝を上げようとします
■ その手段
・交感神経を使う
・ストレスホルモンを使う
■ 結果
・寝つけない
・夜に覚醒
・イライラ
👉 「休めない体」が完成します
③ 胃腸機能の低下(栄養不足)
陰虚の背景には、ほぼ必ず
👉 血虚(栄養不足)
があります。
■ 流れ
気虚(エネルギー不足)
↓
消化力低下
↓
吸収低下
↓
血虚
↓
陰虚
つまり陰虚は
👉 栄養不足の先にある状態
です。
陰虚の構造まとめ(重要)
陰虚は以下の3つが重なった状態です。
・ホルモン分泌低下
・交感神経優位
・栄養不足
👉 回復できず、無理に動いている状態
よくある誤解
陰虚に対して
・水分を増やす
・潤いを補う
だけでは改善しません。
■ 理由
・作れない
・回復できない
・調整できない
👉 根本はホルモンと代謝の問題です
改善の考え方
陰虚の改善は
👉 消耗を止めることから始まります
■ ステップ
① 気虚の改善(エネルギー)
② 血虚の改善(栄養)
③ 自律神経の安定
④ ホルモン回復
当院でのアプローチ
当院では陰虚を
・副腎機能
・自律神経
・胃腸機能
のバランスとして捉えます。
そのため
・副腎処置
・胃腸調整
・血流改善
を組み合わせて施術を行います。
まとめ
陰虚は
・ストレス
・栄養不足
・ホルモン低下
が重なって起こる状態です。
その本質は
👉 「回復できないまま無理に体を動かしている状態」
です。
慢性的な不調でお悩みの方は、
体の土台から整えることが重要です。
お気軽にご相談ください。
