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土台にある“代謝”と“エネルギー不足”
婦人科系の不調というと、
「ホルモンの問題」
として考えられることが多いですが、実際の臨床では、
“代謝の低下”
が深く関係しているケースが非常に多くあります。
ホルモンは“エネルギー”がないと作れない
体は生命維持を最優先にしています。
そのため、
- エネルギー不足
- 慢性的ストレス
- 栄養不足
があると、
生殖機能は後回しになります。
すると、
- 排卵障害
- PMS
- 生理不順
- 黄体機能低下
などにつながります。
糖質不足が代謝低下を招くこともある
近年は糖質制限が流行していますが、
糖質は単に「太るもの」ではありません。
糖質は、
- ATP産生
- 肝機能
- 甲状腺機能
- ホルモン分泌
に深く関わります。
不足すると、
- 疲れやすい
- 冷える
- 生理不順
- 不眠
- 自律神経の乱れ
などにつながることがあります。
東洋医学でいう「脾虚」との関係
東洋医学では、
「脾」は消化吸収を担当します。
脾虚になると、
- 気血を作れない
- 水分代謝が落ちる
- 疲れやすい
- むくみやすい
状態になります。
つまり、
“栄養を使える形に変えられない”
状態です。
婦人科系の改善に必要なのは“土台”
当院では、
- ホルモンだけ
- 子宮だけ
を見るのではなく、
- 胃腸
- 肝臓
- 自律神経
- 血流
- 栄養状態
を含めた「全体の代謝」を重視しています。
まとめ
婦人科系の不調は、
単なるホルモン異常ではなく、
「処理能力」と「代謝力」の低下
が背景にあることが少なくありません。
だからこそ大切なのは、
- 無理に減らすこと
- 我慢すること
ではなく、
“しっかり作れて、しっかり出せる体”
を目指すことだと考えています。
