「痰が絡みやすい」
「鼻炎を繰り返す」
「副鼻腔炎になりやすい」
「朝になると鼻が詰まる」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
一見すると、
- 鼻
- 喉
- 痰
- むくみ
- 胃腸
は別々の問題に見えるかもしれません。
しかし東洋医学では、
「水滞(すいたい)」
や
「湿熱(しつねつ)」
と深く関係していると考えます。
今回は、
- なぜ水滞体質で痰や鼻炎が起こりやすいのか
- 胃腸や自律神経との関係
- 妊活との関係
について解説していきます。
東洋医学でいう「痰」とは?
東洋医学では、「痰」は単なる痰だけを意味しません。
- 水分停滞
- 粘りのある停滞物
- 巡れなくなった水
なども「痰」と考えます。
つまり、
「流れなくなった水分」
です。
そのため、
- 鼻水
- 痰
- むくみ
- めまい
- 頭重感
なども、水滞と関係すると考えることがあります。
なぜ鼻炎が起こりやすいのか
水滞体質の方では、
- 鼻水が多い
- 鼻が詰まりやすい
- 朝に悪化する
- 天気で変化する
ケースが少なくありません。
東洋医学では、
「余分な水が上に停滞している」
状態と考えることがあります。
特に、
- 雨の日
- 湿度が高い日
- 疲労時
に悪化しやすい方は、水滞傾向を伴っていることがあります。
胃腸と粘膜は深く関係している
東洋医学では、胃腸は
「水分代謝の中心」
と考えます。
そのため胃腸が弱ると、
- 水分停滞
- 粘膜トラブル
- 痰湿
につながりやすくなります。
実際に、
- 胃もたれ
- 軟便
- お腹の張り
がある方では、
- 鼻炎
- 痰
- 副鼻腔炎
を伴うケースも少なくありません。
「湿熱タイプ」の鼻炎もある
鼻炎というと、
「冷え」
をイメージされることがあります。
しかし実際には、
- 鼻づまり
- 黄色い鼻水
- 炎症
- 熱感
などを伴う“湿熱タイプ”も多くみられます。
このタイプでは、
- のぼせ
- PMS
- イライラ
- ニキビ
などを伴うこともあります。
つまり、
「巡れない水と熱」
が粘膜に停滞している状態です。
自律神経との関係
ストレスが強い方では、
- 首肩が緊張している
- 呼吸が浅い
- 鼻呼吸しづらい
ケースも少なくありません。
自律神経が乱れると、
- 血流低下
- 粘膜循環低下
- 呼吸の浅さ
にもつながりやすくなります。
すると、
- 鼻炎
- 喉の違和感
- 痰
などが慢性化しやすくなることがあります。
「痰が多い=水分を摂りすぎ」ではない
ここは非常に重要です。
痰や鼻水が多い方でも、
「水を巡らせる力」
が低下しているケースがあります。
つまり、
- 胃腸機能低下
- 血流低下
- 自律神経の乱れ
- 低代謝
などによって、水分代謝が低下している状態です。
そのため、
- 無理な水分制限
- 極端な食事制限
だけでは改善しないケースもあります。
妊活と粘膜環境
妊活では、
- 子宮内膜
- 腸内環境
- 膣環境
など、“粘膜環境”も重要になります。
東洋医学では、
- 胃腸
- 血流
- 水分代謝
が粘膜に深く関係すると考えます。
そのため、
- 鼻炎
- カンジダ
- 胃腸虚弱
などを繰り返す方では、水滞や湿熱が背景にあるケースもあります。
呼吸も大切なポイント
鼻炎がある方では、
- 口呼吸
- 呼吸の浅さ
- 睡眠の質低下
を伴うケースも少なくありません。
呼吸が浅くなると、
- 血流
- 自律神経
- 回復力
にも影響しやすくなります。
そのため、
「呼吸を整える」
ことも重要なポイントになります。
はり灸院あずの考え方
当院では、鼻炎や痰を単なる“鼻の問題”とは考えておりません。
- 胃腸
- 水滞
- 湿熱
- 自律神経
- 血流
- 呼吸
などを総合的にみながら施術を行っています。
また、
- 慢性疲労
- 妊活
- 冷え
- 胃腸虚弱
などが複雑に重なっているケースも多いため、お身体全体のバランスを重視しています。
まとめ
痰や鼻炎の背景には、
- 水滞
- 胃腸虚弱
- 自律神経の乱れ
- 湿熱
- 呼吸の浅さ
などが関係していることがあります。
東洋医学では、
「巡れない水」
が粘膜に停滞している状態と考えることがあります。
だからこそ、
- 胃腸を整える
- 呼吸を深くする
- 身体を冷やしすぎない
- 血流を改善する
という視点が大切になります。
