〜腸内環境・ホルモン・免疫がつながる本当の原因〜
妊活中の方で
・食事に気をつけている
・ホルモン検査は問題ない
・それでも結果が出ない
このようなケースで見落とされがちなのが
**「腸内環境」**です。
特に臨床で多く見られるのが
カンジダ菌の増殖です。
カンジダ菌とは何か?
カンジダ菌はもともと体内に存在する常在菌です。
通常は問題ありませんが
・免疫力の低下
・腸内環境の乱れ
・糖代謝の異常
などがあると増殖しやすくなります。
なぜカンジダが妊活に影響するのか?
カンジダ菌が増殖すると、体にはさまざまな影響が出ます。
① 腸内環境の悪化と炎症
・腸内バランスの乱れ
・腸粘膜のダメージ
→ 慢性的な炎症・免疫異常
これにより
着床しにくい環境につながります。
② 栄養の吸収障害
腸粘膜のダメージにより
・ビタミンB群
・ミネラル
の吸収が低下します。
→ エネルギー不足
→ ホルモン合成低下
③ 血糖コントロールの乱れ
カンジダ菌は糖をエサに増殖するため
・甘いものが欲しくなる
・血糖値が不安定になる
→ 低血糖 → 副腎負担 → ホルモン低下
④ 肝臓への負担
カンジダは毒素(アセトアルデヒドなど)を産生し
・解毒負担増加
・ホルモン代謝低下
を引き起こします。
カンジダとホルモン感受性の低下
ここが非常に重要なポイントです。
カンジダ菌は
エストロゲン(女性ホルモン)の影響を受けて増殖しやすくなる
ことが報告されています。
つまり体の中では
・ホルモン → カンジダ増殖
・カンジダ → 体内環境悪化
という関係が生まれます。
なぜホルモンが「効きにくくなる」のか?
カンジダが増殖すると、以下の状態が起こります。
① 慢性炎症による受容体機能低下
・腸粘膜の炎症
・免疫異常
→ ホルモン受容体の働き低下
② 腸内環境の乱れによるホルモン調整異常
腸はホルモンの再利用にも関わっています。
腸内環境が悪化すると
・ホルモンの再吸収異常
・バランスの乱れ
が起こります。
③ 肝機能低下による代謝異常
・解毒負担増加
・ホルモン処理能力低下
→ ホルモンがうまく働かない
④ カンジダとホルモンの悪循環
・エストロゲン → カンジダ増殖
・カンジダ → 炎症・免疫異常
このループにより
👉 ホルモンがあっても効かない状態(感受性低下)
が起こります。
東洋医学でみるカンジダ
東洋医学では
・脾虚+湿
・脾虚湿熱
として捉えます。
特徴:
・だるさ
・むくみ
・頭重感
・甘いもの欲求
→ 妊活において非常に多い体質
なぜカンジダが増えるのか?
① 胃腸機能低下(脾虚)
② 糖代謝の乱れ(低血糖)
③ ストレス(副腎負担)
→ すべて妊活と直結
妊活における改善の考え方
重要なのは
いきなり除菌しないことです。
正しい改善ステップ
① エネルギー確保(糖質)
② 胃腸改善(脾)
③ ミネラル・ビタミン補給
④ カンジダ対策(タイミング重要)
鍼灸でできるアプローチ
・消化機能改善(脾)
・腸内環境調整
・副腎サポート
→ 根本から体質改善
まとめ
カンジダ菌の問題は
・腸内環境
・栄養状態
・肝機能
・免疫
・ホルモン環境
すべてに影響します。
そして最も重要なのは
ホルモンの量ではなく
「効き方(感受性)」に問題を起こすことです。
次に読むべき記事
次は
「妊活に必須なミネラルとは?」
→ 栄養とホルモンをさらに深くつなげます
