松本市の鍼灸整体院はり灸院あずです。
体外受精胚移植3回後に当院に不妊治療のご相談にいらした39歳女性
昨年7月から体質改善で週1回。栄養指導と年明けからサプリメントを飲んでいただき、無事に心拍確認できました。おめでとうございます^ ^
体質も色々ですが、ストレスによる副腎疲労からホルモン分泌不足に陥り、卵子の状態、受精卵がなかなか成長してくれないという状態からの出発でした。
今までは鍼灸のみによる副腎疲労の回復を目指してきていましたが、副腎疲労改善のむづかしさから栄養状態を考慮するようになって、サプリメントや心のあり方などもサポートし、短期で体調が良くなった方でした。
体調が良くなると採卵の結果もついてきます。移植の時にも体調が良いと成功しやすいですね。
ストレスに関して、妊活のストレス度合いは高めです。さまざまなことをストレスに感じてしまいます。
妊活は夫婦で取り組むことですから、1人で抱え込まないこと。最近の感覚では男性不妊の影響が強いです。どちらが悪いとかではないので、「2人でどうしていくか」が心の安定にもつながりますね。
なかなか妊娠に至らない方の体質の傾向は、胃腸が弱い、むくみ、副腎疲労、肌荒れ、が目立つようです。これ、ほとんどがストレス由来と栄養不足です。
また卵子の質は肌と関係しています。肌質がどんな状態かで細胞が活性化しているかどうかを見ています。
必要な栄養素はとっているのに効果がない場合、腸で上手に吸収されずに排泄されている可能性もあります。漢方薬も強い場合は胃腸を弱らせてしまいます。適切な漢方を探すのが大変です。
複雑な状態を一つシンプルにすると他の複雑な状態も自然とシンプルになっていきます。
妊活をシンプルにやっていけたらいいなぁと日々考えて治療にあたっています。