〜「食べているのに妊娠しにくい」本当の原因〜
妊活中の方でよくあるお悩みとして
・食事には気をつけている
・栄養も意識している
・サプリも飲んでいる
それでも結果が出ない、というケースがあります。
このような場合に見落とされがちなのが
「胃腸(消化吸収)」の問題です。
妊活は「何を食べるか」より「吸収できるか」
どれだけ良い食事をしていても
・消化できていない
・吸収できていない
状態では、体にとっては
「栄養が不足している」のと同じです。
つまり妊活においては
食事内容 × 消化吸収力
この両方がそろって初めて意味を持ちます。
胃腸が弱いと何が起こるのか?
消化吸収がうまくいかないと、体の中では以下のようなことが起こります。
① エネルギー不足になる
栄養が吸収できないため
・ATP(エネルギー)が作れない
・疲れやすい
・代謝が落ちる
結果として
妊娠に必要な機能が後回しになります。
② ホルモンが作れない
ホルモンは栄養から作られます。
・タンパク質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
これらが不足すると
・排卵障害
・高温期の不安定
につながります。
③ 腸内環境が悪化する
未消化物が増えると
・腸内での発酵・腐敗
・カンジダ菌の増殖
が起こりやすくなります。
これにより
・炎症
・免疫の乱れ
が起こり、着床環境にも影響します。
④ 肝臓に負担がかかる
消化しきれなかったものは
腸から肝臓へと運ばれます。
これが続くと
・肝機能低下
・解毒力の低下
・ホルモン代謝の乱れ
につながります。
東洋医学でみる「脾虚」
東洋医学では、消化吸収を担う働きを
**「脾(ひ)」**と呼びます。
この脾の働きが低下した状態が
**脾虚(ひきょ)**です。
脾虚の特徴として
・疲れやすい
・食後に眠くなる
・むくみやすい
・軟便、下痢気味
といった症状が見られます。
妊活中の方では
この脾虚の状態が非常に多く見られます。
なぜ脾虚が妊娠しにくさにつながるのか?
脾は
・気(エネルギー)を作る
・血を作る
働きを担っています。
つまり脾虚になると
・気虚(エネルギー不足)
・血虚(血の不足)
が起こります。
その結果
・ホルモン分泌の低下
・子宮環境の低下
へとつながっていきます。
胃腸を整えるためのポイント
妊活においては、まず胃腸を整えることが最優先です。
① 消化にやさしい食事
・よく噛む
・温かいものを中心にする
・シンプルな食事にする
② 食べ過ぎない
胃腸が弱い方ほど
「量」より「質」が重要です。
③ 食事のリズムを整える
・決まった時間に食べる
・間食の取り方を見直す
④ 腸内環境の調整
必要に応じて
・カンジダ対策
・炎症の改善
も重要になります。
鍼灸でできるアプローチ
当院では
・消化機能の改善(脾の調整)
・腸内環境のサポート
・血流改善
といった施術を行い、
「栄養をしっかり使える体」を作っていきます。
まとめ
妊活において重要なのは
「何を食べるか」だけではありません。
**「消化・吸収できているか」**が最も重要です。
胃腸が整うことで
・エネルギーが作れる
・ホルモンが整う
・子宮環境が良くなる
という良い流れが生まれます。
次に読むべき記事
胃腸と密接に関係しているのが
「肝臓(ホルモン代謝)」です。
次は
「妊活と肝臓の深い関係」
について詳しく解説していきます。
ご相談について
・食事に気をつけているのに結果が出ない
・胃腸が弱い自覚がある
・体質改善をしたい
このような方は
お気軽にご相談ください。
体質に合わせた施術と食事のアドバイスを行っています。
