〜ホルモンバランスが乱れる本当の理由〜
妊活中の方で
・PMSが強い
・生理前にイライラする
・基礎体温が安定しない
といったお悩みがある場合、
注目すべきなのが**「肝臓の状態」**です。
一見、妊活と関係がなさそうに思えるかもしれませんが、
実は肝臓はホルモンバランスと密接に関係する臓器です。
肝臓はホルモンを「調整する臓器」
肝臓の役割は多岐にわたりますが、妊活において重要なのは
・ホルモンの代謝
・栄養の変換と貯蔵
・解毒作用
です。
特に女性ホルモンは
分泌されるだけでなく、適切に処理(代謝)されることが重要です。
肝臓と胆汁の重要な役割
さらに見落とされがちですが、
肝臓は「胆汁」を作る臓器でもあります。
この胆汁には妊活において非常に重要な働きがあります。
① 脂溶性ビタミンの吸収を助ける
胆汁は脂質の消化を助けることで
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
といった脂溶性ビタミンの吸収に不可欠です。
これらの栄養素は
・ホルモン分泌
・抗酸化
・子宮内環境の維持
に深く関わるため、胆汁の働きが低下すると
見えない栄養不足が起こります。
② 腸内環境の調整(浄化作用)
胆汁には
・腸内の不要な菌の抑制
・老廃物の排出促進
といった腸の浄化作用があります。
胆汁の分泌が低下すると
・腸内環境の悪化
・カンジダ菌の増殖
・炎症の増加
につながり、結果として
着床しにくい環境を作ってしまいます。
肝機能が低下すると何が起こるのか?
肝臓の働きが低下すると、体の中では次のようなことが起こります。
① ホルモンバランスの乱れ
肝臓でホルモンの分解・代謝がうまくいかないと
・エストロゲン過多
・ホルモンのアンバランス
が起こります。
② 血の不足(肝血虚)
・血の量が不足する
・血の質が低下する
→ 子宮内膜の形成に影響
③ 解毒力の低下
・老廃物の蓄積
・炎症の慢性化
④ 胆汁分泌の低下
・脂溶性ビタミンの吸収低下
・腸内環境の悪化
→ 妊娠しにくい状態へ
なぜ肝臓に負担がかかるのか?
① 腸内環境の乱れ
→ 未消化物が肝臓へ
② 栄養不足
→ 肝機能低下(特に糖質・B群)
③ ストレス
→ 自律神経の乱れ(肝気鬱結)
東洋医学でみる肝の役割
・気の流れを調整
・血を貯蔵
・感情と関係
→ 妊活・メンタル・ホルモンすべてに関与
妊活における改善ポイント
① 胃腸を整える
② 糖質をしっかり摂る
③ ビタミンB群・ミネラル補給
④ ストレス管理
→ 胆汁の分泌改善にもつながる
鍼灸でできるアプローチ
・肝の調整(気血)
・自律神経調整
・血流改善
→ 胆汁分泌・消化機能の改善も期待
まとめ
肝臓は妊活において
・ホルモン代謝
・血の質
・解毒
・胆汁による消化吸収と腸内環境
すべてに関わる重要な臓器です。
だからこそ妊活では
肝臓を中心に体全体を整えることが重要です。
次に読むべき記事
次は
「カンジダ菌と妊娠しにくさの関係」
→ 腸内環境とのつながりをさらに深掘りします
