慢性的な肩こりに悩んでいる方の中には、マッサージやストレッチなど、さまざまな方法を試している方もいると思います。

肩こりは、筋肉の緊張や長時間の同じ姿勢だけでなく、ストレスや睡眠、生活習慣などが関係している場合もあります。

そのため、肩がこっている部分だけを見ても、身体の状態を十分に理解できないことがあります。

はり灸院あずでは、東洋医学と現代的な身体の理解を組み合わせながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を考えています。

今回は、当院が肩こりの施術で大切にしていることをご紹介します。

目次

肩こりの原因は一つとは限りません

肩こりには、さまざまな要因が関係します。

例えば、長時間のデスクワークでは、首や肩の筋肉が持続的に働くことがあります。

また、精神的なストレスが続くと、筋肉の緊張や痛みの感じ方が変化する場合があります。

睡眠不足や疲労が重なることで、肩こりを強く感じる方もいます。

そのため当院では、肩の筋肉だけを確認するのではなく、症状が出る状況や生活習慣などもお聞きしています。

施術前の問診を大切にしています

まず問診で身体の状態を確認します。

肩こりがいつから続いているのか。

どのようなときに強くなるのか。

仕事ではどのような姿勢が多いのか。

睡眠や食事、胃腸の状態はどうか。

こうした情報を整理することで、肩こりに関係している可能性のある要因を考えます。

詳しくは、初回の問診では何を見ているのか?でもご紹介しています。

脈診・腹診・舌診と筋肉の評価を組み合わせる

当院では、東洋医学的な評価として脈診・腹診・舌診などを取り入れています。

同時に、首や肩の動き、筋肉の緊張、身体の左右差なども確認します。

東洋医学では、身体の状態を気・血・津液などの概念から考えます。

一方、現代医学では、筋肉や関節、神経などの働きを通して身体を理解します。

これらは同じ理論ではありませんが、それぞれの視点から得られる情報を整理し、施術方針を考えることを大切にしています。

詳しくは、脈・舌・お腹・筋肉をどう組み合わせて身体を見るのか?をご覧ください。

肩だけでなく、背中や骨盤周囲も確認する理由

肩こりを感じている場所と、身体に負担がかかっている場所が必ずしも一致するとは限りません。

例えば、肩甲骨や胸椎の動きが少ない場合、首や肩の筋肉に負担が集中することがあります。

また、長時間座っている方では、股関節や骨盤周囲の動きが少なくなっている場合もあります。

そのため当院では、必要に応じて肩以外の部位も確認します。

ただし、肩こりの原因が必ず骨盤にあるという意味ではありません。

全身の動きを確認することは、身体の状態を理解するための一つの方法です。

刺激の少ない鍼灸を大切にしています

鍼灸というと、強い刺激を加える施術を想像する方もいるかもしれません。

しかし当院では、強い刺激を加えること自体を目的とはしていません。

身体の状態や刺激への敏感さを確認しながら、鍼の刺激量を調整しています。

必要に応じて、刺さない鍼を使用する場合もあります。

また、鍼灸だけでなく、指圧や刺激の少ない整体などを組み合わせることもあります。

一人ひとりの状態に合わせて、無理のない施術を考えることを大切にしています。

自律神経やストレスの視点も取り入れる

肩こりの相談では、仕事や家庭でのストレス、睡眠不足などが重なっている方もいます。

ストレスは、筋肉の緊張や痛みの感じ方に影響することがあります。

そのため当院では、首や肩の筋肉だけでなく、睡眠や疲労の状態なども確認しています。

ただし、肩こりがあることだけで自律神経の異常を判断することはできません。

当院では、症状や生活習慣などを総合的に確認しながら、施術の方針を考えています。

分子栄養学の視点から食生活も確認する

大切にしているもう一つの特徴が、栄養の視点です。

筋肉が正常に働くためには、たんぱく質やビタミンB群、マグネシウム、鉄など、さまざまな栄養素が必要です。

また、必要なエネルギーを食事から十分に摂ることも重要です。

当院では、食事内容や食事量、胃腸の状態などを確認し、必要に応じて食生活について助言しています。

ただし、肩こりがあるからといって、特定の栄養素が不足しているとは限りません。

栄養状態を判断する際には、症状だけで決めつけず、必要に応じて医療機関での評価も考慮します。

施術後の身体の変化を確認する

施術を行った後の身体の変化も大切にしています。

例えば、首の動きや肩の張り、身体の緊張状態などを確認します。

施術前後の変化は、その日の身体の反応を把握するための参考になります。

ただし、一度の施術で症状が変化したとしても、原因がすべて解決したと判断できるわけではありません。

症状の経過や生活習慣なども含めて、継続的に身体の状態を確認していきます。

肩こりで医療機関への相談が必要な場合

肩こりの中には、医療機関での評価が必要な症状が隠れていることもあります。

例えば、手足のしびれや筋力低下、歩行の異常、発熱を伴う首の痛みなどがある場合です。

また、突然の激しい頭痛や胸の痛みなどを伴う場合には、速やかな医療機関での評価が必要です。

当院では、鍼灸施術で対応できる範囲を考え、必要に応じて医療機関への相談をおすすめしています。

まとめ|はり灸院あずが大切にしていること

肩こりは、筋肉の緊張だけでなく、姿勢、生活習慣、ストレス、睡眠などが関係している場合があります。

はり灸院あずでは、肩こりを一つの原因に決めつけず、東洋医学と現代的な身体の理解、栄養の視点を組み合わせながら施術を考えています。

また、刺激量を調整した鍼灸や指圧などを取り入れ、施術前後の身体の変化を確認することを大切にしています。

松本市で慢性的な肩こりや首こりにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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