中性脂肪と鉄の関係

血液検査で中性脂肪が低い方を見ていると、
同時に「鉄不足」が見られるケースが少なくありません。

一見すると
脂質と鉄は関係がないように思えますが、
実は体のエネルギー代謝の中では深く関わっています。

今回は
「中性脂肪と鉄の関係」についてお話しします。

目次

鉄はエネルギーを作るために必要

鉄というと「貧血」のイメージが強いと思いますが、
実際にはそれだけではありません。

鉄は体の中で

・酸素の運搬
・ミトコンドリアでのエネルギー産生
・ATP産生

に関わっています。

つまり鉄は
エネルギーを作るための重要な栄養素です。

エネルギー不足と中性脂肪

中性脂肪は体の中で
「エネルギーの貯金」のような役割があります。

しかしエネルギーを作る能力が低下すると
脂質代謝もうまく回らなくなります。

鉄が不足すると

・ATP産生低下
・代謝低下
・エネルギー不足

が起こりやすくなります。

この状態では
脂質代謝もうまく働かず、
中性脂肪が低くなることがあります。

鉄不足と女性の体

特に女性の場合は

・月経
・妊娠
・出産

などで鉄を消費するため、
鉄不足になりやすい傾向があります。

その結果

・疲れやすい
・冷え
・代謝低下
・中性脂肪が低い

といった状態が見られることがあります。

東洋医学から見ると血虚

東洋医学では
鉄不足の状態は「血虚」に近い状態と考えられます。

血虚になると

・疲れやすい
・めまい
・不眠
・肌や髪のトラブル

などが起こりやすくなります。

また血虚は
肝の働きにも影響するため、
エネルギー代謝にも関係してきます。

まとめ

中性脂肪が低い場合、
単に「脂肪が少ない」と考えるのではなく

・エネルギー不足
・鉄不足
・代謝低下

といった背景を考えることが大切です。

血液検査の数値は
体の状態を知る大切なヒントになります。

数字だけを見るのではなく、
体全体のバランスを考えることが
体質改善につながります。

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