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知っておきたい妊活のための肝臓の働き

今日は、肝臓の機能と不妊の関わりについて書きます。

肝臓の機能はとてもたくさんあります。

 

今日は、その中でも「解毒」について簡単に書いていきます。

肝臓は体の毒素を処理して他の臓器と連携して排泄する役割を持っています。

 

簡単に言うと、この毒素を処理できないと体に毒素が溜まってしまいます。

 

人間は取り入れたもの(食べ物や飲み物)で体ができています。

不必要なものは外に出され・・・・・「排泄」

必要なものは取り入れ・・・・・・・・「吸収」

 

する適応能力を持っています。

 

しかし、排泄ができないと毒素が全身を回り他の臓器の機能がうまくいかなくなります。

 

すると、吸収も上手くいかなくなります。

なので全身状態を上げる際には、 栄養の「吸収」を考えてもまず「解毒」の機能を上げておく必要があります。

 

例えば、肝臓は腹腔内の臓器から血液を集めて解毒をし、

それを心臓へ戻しています。

 

その血液が肺に行ってさらにクリーンにして心臓へ集めそれを全身へ送っています。

 

なので、肝臓で血液をキレイにできなければ、 当然心臓や肺へまず影響がでます。

 

心肺機能が落ちると全身の酸素の摂取能力が落ちます、

酸素は特に肝臓や脳、腎臓、筋肉で消費しますのでそれらの機能が落ち、 体がだるくなったり疲れやすくなります。

 

心肺機能という命に係わる器官が弱くなると、 生命の危機なので、

常に交感神経を優位にしなければならなくなり、 さらにストレスという「毒」を処理できなくなります。

 

そしてやる気が無くなったりイライラしてきたりします。

不妊治療でさらにストレスが加わるので、精神状態がかなり悪くなります。

 

こんな状態で「前向きに不妊治療に取り組みましょう!!」

とか笑顔で言われても、相手の方はそれどころではありません。

 

まず体の状態をある程度良くしてあげて下さい。

こういった方の場合、最悪の場合、抗うつ剤を処方されるケースもあります。

 

 

少し知識のあるセラピストだと「副腎疲労」だといって治療してくれるかもしれませんが、 そもそも、全身状態を上げるために「排泄」と「吸収」といった体の当たり前の機能を上げないと、 副腎疲労の改善しません。

 

このようにどこかの臓器の機能低下の原因が肝臓の疲労といったことはよくあります。

 

ただ、なんとなく肝臓を始めに治療するかたもいると思いますが、こういったイメージを持つだけで同じ事をやっていても治療効果は上がります。

 

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