臨床こぼれ話|今週は「お腹が硬い方」がとても多い一週間でした

こんにちは。

今週の臨床を振り返っていて、一つ気付いたことがありました。

それは、お腹が硬くなっている患者さんがとても多かったことです。

症状は様々です。

めまい。

肩こり。

背中の張り。

胃の不快感。

疲れやすさ。

不眠。

一見すると全く違う症状なのですが、お腹を診ると、みぞおちや胃の周り、おへその周囲に緊張がみられる方が多くいらっしゃいました。

目次

お腹は身体の状態をよく表してくれます

東洋医学では、お腹の状態は身体全体のバランスを知るための大切な情報になります。

実際の臨床でも、

「最近、忙しかったですか?」

「冷たい飲み物が増えていませんか?」

とお聞きすると、

「そうなんです。」

というお返事が返ってくることが少なくありません。

お腹は意外と正直です。

身体に負担がかかると、その変化がお腹の緊張として現れることがあります。

この時期は自律神経が忙しい

今年は暑い日が続いたかと思えば、急に雨が降って気温が下がる。

湿度も高く、冷房を使う時間も増えています。

身体は気温や湿度の変化に合わせて体温を調節していますが、その役割を担っているのが自律神経です。

この時期は、自律神経が休む間もなく働いています。

その影響は胃腸にも現れやすく、

・胃がもたれる

・食欲が落ちる

・お腹が張る

・便通が不安定になる

といった症状につながることがあります。

さらに、冷たい飲み物やアイスなどを摂る機会が増えることで、胃腸への負担はより大きくなります。

頭に鍼をすると「頭が軽くなった」

今週の患者さんで印象的だったのは、頭への鍼を行ったあとに、

「頭がすっきりしました。」

「目が開きやすいです。」

「身体が軽くなりました。」

とおっしゃる方が多かったことです。

もちろん、鍼の感じ方には個人差があります。

しかし、自律神経のバランスが乱れている方ほど、頭部への刺激でリラックスし、頭がすっきりしたと感じられる場面が多いように思います。

頭の緊張が和らぐことで、自律神経が整いやすくなり、結果として胃腸の働きにも良い影響を与えているのかもしれません。

身体はすべてつながっています

肩がつらいから肩だけ。

胃が悪いから胃だけ。

そんなふうに身体は単純には分けられません。

胃腸の働きと自律神経。

自律神経と頭の緊張。

頭の緊張と睡眠。

そして睡眠と回復力。

すべてが少しずつ影響し合っています。

だからこそ当院では、症状のある場所だけではなく、身体全体のバランスをみながら施術を行っています。

最近感じること

今週は、お腹の硬さが共通している患者さんが本当に多い一週間でした。

暑さや湿度、気温差、冷たい飲み物。

どれか一つではなく、いくつもの要因が重なって、自律神経や胃腸に負担をかけているように感じます。

もし最近、

・お腹が張る

・疲れが抜けない

・頭が重い

・食欲がない

・寝てもすっきりしない

そんな状態が続いているようでしたら、身体が「少し休んでほしい」とサインを送っているのかもしれません。

季節の変わり目は、無理をするよりも身体の声に耳を傾けることが大切です。

今週の臨床を通して、改めてそう感じました。

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