松本市の鍼灸整体院 はり灸院あずです。
立春も過ぎて、春の気配を感じる事が多くなってきましたね。
同時に、春の症状も増えてきています。
イライラや動悸、不眠、お腹の不調などですね。
春の症状
春の症状というのは上半身(特に首肩)に起こります。
めまいや耳鳴りなどもそうですが、春といえば花粉症ですね。
花粉のシーズンまでまだ時間があるので、今からでもできる花粉対策しましょうね。
今日は花粉症ではなく、不眠や動悸についてですが、花粉症対策にもなります。
春は五行でいう「木」の性質を持つ季節
木の性質は「曲直」といって、木々が緑をつけて、上に伸びていく、冬に蓄えたエネルギーを発散していく、というかんじです。
春になったらなにか始めたくなったりするのは、自然の流れと同調し、とても自然なことです。
ですが、不調も増える時期です。
イライラや動悸や不眠というのは、冬から春に移ろうときに出力バランスを崩しているのです。
ちょうど氷が溶け出して流れ出す、そんな様に少しずつ変わっていくのがベストです。
しかし、近年は気候がおかしいこともあり、雪が降ったかと思えば雨になる、そのタイミングで頭痛になる。
というように、自然からの影響が強く体に出てしまい、そういった方が増えている様に感じます。これには迷走神経が関係しています。
あずでは季節に左右されない体が一番バランスが取れていると考えています。
冬の生活リズム→十分な睡眠と気力の蓄えができていない→春の「木」の性質についていけない→春先の不調
となっていくのです。
春の性質に順応していこう
今からでもできることは、
まずは気持ちを整えること、焦らずに、のびのびとする。
日に当たること、自然を感じてみる、深呼吸をする。
それを感じてから、ことを始めるとスムーズにいきます。
春はまっすぐに突き進んでいくパワーのある季節ですからね。
さもすれば、自分のことで精一杯になってしまいがちですが、人は自然とともに生きていることを忘れずに、自分の中に春を感じてみてください。