妊活するなら知っておきたい卵子の質って?

こんにちは、はり灸院あず・あず整体院の土屋です。

妊活をしている方から採卵がうまくいかない、受精卵が成長していかない等の悩みをお聞きすることが良くあります。

そこで今日はどうやって卵が育っていくのかをお伝えしていきます。

目次

卵の質ってなんでしょうか?

私は卵の質を「一人で生き抜く力」と考えています。

では、どうしたら生き抜く力が卵子につくのでしょう。

その前に、、

排卵が起こる理由をしっていますか?

月経一日目(生理一日目)、卵巣には様々な段階の卵胞があります。その中から10-20個ほどが排卵に向かって成長していきます。その期間は約14日。下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって成長します。

はじめは均一に成長していき、途中から反応の良い1つの卵胞が主席卵胞となり成長をし、他の卵胞は退縮して最終的に体に吸収されます。

同時に、卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されて、子宮内膜が厚くなっていきます。

13-14日経つと十分に育った主席卵胞はFSHの分泌が十分であると視床下部に伝えます。これを受けっとた視床下部は下垂体にFSHの分泌を減らし、LHを大量に分泌するように指令を出します。これをLHサージといいます。

このLHサージにより主席卵胞は成熟して排卵を迎えることができます。

排卵した卵子は卵管采によって卵管に取り込まれます。

卵子を順調に育てるには?

卵巣に栄養やホルモンがしっかりと届く環境を作ることが大切。

環境とは

卵巣に血流が届くこと

ホルモンの分泌バランスが取れていること

です。

卵巣に血流が届くには物理的には内臓下垂や骨盤や股関節周囲を柔軟にしていくことですが、何よりもたいっせつなのはリラックスすることです。

血流は自律神経によって支配されていて、緊張すると卵巣の血流は悪くなります。妊活をはじめると日常生活に加えて様々なストレスがかかってきます。一日の中でゆったりとぼーとする時間がとても大切です。

ホルモンの分泌には、リラックスするのはもちろん、ホルモンを作る栄養素が欠かせません。特に現代は、50年前の食べ物に含まれている栄養素の4分の1位と言われています。質的栄養失調といわれる状態になりやすく、糖質過多+タンパク質不足+ビタミン不足+ミネラル不足が起きています。特にタンパク質は細胞の材料になるのでとても大切です。

この質的栄養不足の状態は体にとって生きていくために必要なATPが円滑に作れないのです。ATPとは体を動かすエネルギーです。

ホルモンをつくるのも細胞ですので、栄養素とATPが必要です。

この2つは知っておいてほしいことです。

血流をよくするには漢方などもありますが、やはり運動です。スクワットが特に良いです。1日で1分スクワットを3回やるといいです。太ももの筋肉とおしりの筋肉は骨盤内の血流にかなり関係します。

ホルモン分泌を促すのにはリラックスすることと自分に必要な栄養素の見直しです。また夜10時には布団に入りましょう。

サーカディアンリズムといってホルモンの分泌にもリズムがあります。細胞を修復したり、新しくするのに最適な時間は夜の10時から2時ですので、その時間に寝ることを心がけてください。

ホルモン分泌と栄養素はお伝えしきれていないので、またの機会に書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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