コロナ後遺症で悩まれている方からご相談を受けることが多くなってきております。
当院の対応は、まず最初にしていただきたいのが、医療機関で上咽頭炎の有無とそれに対するBスポット療法(EAT療法)が適応かどうかの確認です。
耳鼻咽喉科で上咽頭炎の有無は確認できます。ただ、病院によって、診断の仕方が違うようなので、コロナ後遺症に対する処置をしているかはHPなどで確認してください。
Bスポット療法との併用で治療をしていくと改善までの時間が短くなっています。
鍼灸でのアプローチは、上咽頭炎に対する頸部、頭部の鍼を主として、その他全身症状に対する鍼での対応をしています。筋肉の痛みや体のほてり症状などの炎症を抑える様に体を整えていきます。
当院にいらっしゃっている患者様をみていると、後遺症がでてから時間がったっていると回復までに長期化している傾向があり、コロナ後遺症に気づいたら早めに対応することで、症状の長期化を予防できるのではないかと予測しています。
上咽頭炎の症状でわかりやすいのは、鼻水がのどにおちる「後鼻漏」という症状です。
また、味覚や嗅覚の異常などはコロナを発症した時よりも回復の時期に感じるようになることが多いようです。
胃腸の不調を感じるようになるのも回復してきてからです。
発熱などがおさまって嗅覚や味覚の症状が出てきたら、早めにBスポット療法をしてくれる病院にいきましょう。