今年は例年の10倍飛ぶといわれている花粉。
年々花粉症の方が増えてきていますし、すでに花粉症の方も症状の悪化が見られます。
花粉症の対策、予防には何をすればいいのか、まとめてみました。
花粉症対策・栄養からアプローチ
花粉症の多くは首から上の症状がほとんどです。
目のかゆみ、涙、目の腫れ、鼻水、鼻詰まり、口喝、のぼせ等々です。
アレルギー反応の根底にあるのは「炎症」。
特に喉にある扁桃が腫れてしまうことが一つの要因です。ゆえに首から上の症状が強く出ます。
免疫の要である喉が腫れると、体のさまざまなところで炎症が起きやすくなります。
関節炎、腸の炎症などありますが、
大事なのは「喉と腸内環境」です
炎症を抑えて粘膜の保護、再生に必要な栄養は
ビタミンA、βカロテン、亜鉛、ビタミンD、グルタミン、オメガ3系油、マグネシウム
食べ物でいうと、ニンジン、レバーやキノコ、蠣、豚肉、鶏肉、豆腐、アマニ油、えごま油等です。
レバーは2週間に1回レバ串1本程度でビタミンAが足りてきます。あとはβカロテンがビタミンAに変換されるので、ニンジンなど緑黄色野菜を食べるといですね。
ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成されますが、日本人は慢性的なビタミンD不足といわれていますのでここは割り切ってサプリで摂ることをお勧めします。
目安は一日2000IU です。同時にマグネシウムも摂取するとよいです。お豆腐1丁で一日分のマグネシウムの8割がとれますので、朝昼晩で分けて食べるとよいでしょう。
またにがりを飲み水に加えることもお勧めしています。
オメガ3系油は加熱すると酸化してしまうので、非加熱で、ドレッシングやみそ汁に入れると摂りやすいです。
亜鉛もサプリで摂るとよいです。1日最大15mgです。
花粉症対策・体からアプローチ
花粉症が起きてる状態は、からだは炎症傾向になります。
炎症を抑制していくには腸内環境と喉へのアプローチが重要です。
腸内環境を整えるには食べた物がしっかりと消化できることが大事で、不消化物があると、それだけで炎症の原因になりえるからです。
胃酸などのホルモン分泌を促し自律神経の働きを整えるように鍼や整体をしていきます。
肝機能の向上が必須です。
喉の異常は肩こりや首コリとなって現れます。特に後頭部の緊張が顕著にみられるため、風池や完骨の緊張をとるようにします。