扁桃と副腎の続きです。
前回の記事はこちら
扁桃の慢性炎症があるというのは、常に炎症を抑える糖質コルチコイドの分泌が続いています。
副腎皮質にかなりの負担をかけていることになるのですね。
そして糖質コルチコイドは肝臓に働きかけてブドウ糖を作り血糖値を上げています。
血糖値が高いと緊張が強くなったり、疲れが取れないなどの症状がでてきます。
目次
糖と糖化
食事で血糖値が上がるのと、体の状態であがる血糖は別に考えています。
余分な糖質が「糖化」という糖質とタンパク質が結びついて細胞の老化を起こしていく原因になります。
余分な糖質を作らないためには、
1・炭水化物を取りすぎない
2・適度な運動をする
結局はすごくシンプルな事が大切になってきます。
ここに加えて、ミネラル、タンパク質をしっかり摂る。ということが不可欠です。
代謝
卵子の質、精子の質といっても何?という疑問を常にもっていますが、ひとつ辿り着いているのは「代謝」がしっかり行われているか?です。
代謝とは消費していくイメージがありますが、「創り出すこと」が代謝です。
活動するためのエネルギーを作ること、ホルモンを作ること、細胞を作ることです。
ですので、作るためには、栄養と環境が必要になります。
どこかで炎症が起きていると、そちらに栄養が使われて炎症を抑えるための代謝が起こります。
まとめ
副腎疲労と扁桃の炎症の関係は、栄養が炎症を抑えることに使われてしまうことが問題で、その負のスパイラルにハマるとなかなか自力では抜け出せない。
なので、必要以上に栄養素を摂ることと、副腎疲労を解決していくこと、扁桃の炎症を抑えることを全部同時におこなっていきます。
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