血虚と副腎疲労の関係

目次

― なぜ「疲れ」と「不安」が同時に起こるのか ―

・朝起きるのがつらい
・常に疲れている
・ちょっとしたことで不安になる
・動悸が出やすい
・眠りが浅い

こうした症状が重なっている方は少なくありません。

この背景にあることが多いのが
血虚と副腎の消耗 です。


血虚とは何か?

東洋医学でいう血虚とは、

単なる貧血ではなく

・栄養不足
・潤い不足
・ホルモン不足
・神経の安定性低下

まで含む概念です。

血は「心を養う」とされ、
精神の安定に深く関わります。

血が不足すると

・不安
・焦燥感
・眠りの浅さ
・集中力低下

が起こりやすくなります。


副腎の役割

副腎はストレスに対抗する臓器です。

・コルチゾール分泌
・血糖維持
・抗炎症作用
・血圧調整

といった重要な働きを担っています。

ストレスが続くと、
副腎はフル稼働します。

長期間続けば、
ホルモン分泌が低下していきます。

いわゆる「副腎疲労」と呼ばれる状態です。


なぜ血虚と副腎はつながるのか?

① 血虚 → 副腎に負担がかかる

血が不足すると、

・酸素供給低下
・血糖不安定
・神経の過敏化

が起こります。

体はこれを補うため、
副腎からコルチゾールを分泌し続けます。

つまり、
血虚は慢性的なストレス状態を作ります。


② 副腎疲労 → 血が作れなくなる

一方で、

副腎が弱ると

・慢性炎症
・消化力低下
・睡眠の質低下

が起こります。

血は

材料(栄養)+睡眠

で作られます。

副腎が疲れると、
この両方が崩れます。

結果として血虚が進行します。


春に悪化しやすい理由

春は陽気が上昇する季節。

肝が活発になり、
エネルギーが外に向かいます。

このとき血が不足していると
不安定さが強まります。

さらに環境変化によるストレスが加わると、
副腎への負担が増えます。

血虚 × 副腎疲労 × 春の陽気上昇

この組み合わせで
メンタルと疲労が同時に悪化します。


よくあるサイン

・夕方になるとぐったり
・甘い物や塩辛い物が欲しくなる
・立ちくらみ
・月経量が少ない
・朝の低血圧
・不安感が強い

これらが重なる場合、
血虚と副腎消耗が同時に起きている可能性があります。


改善のポイント

大切なのは「気合い」ではありません。

まずは土台を整えます。

・白米を抜きすぎない
・タンパク質を十分に
・鉄を意識する
・ビタミンCを補う
・22〜23時就寝

血を満たし、副腎を休ませる。

これが同時改善の鍵です。


まとめ

血虚は

心の不安定さを生みます。

副腎疲労は

慢性的な疲労を生みます。

しかしこの2つは
別々ではありません。

血が不足すると副腎に負担がかかり、
副腎が疲れると血が作れなくなる。

この悪循環を断ち切るには、

「満たすこと」と
「休ませること」

が必要です。

春は巡らせる季節ですが、
血虚がある場合はまず満たすことから。

体の土台が整えば、
心とエネルギーは自然と安定していきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次