【不妊体質とストレスの関係】
ストレスは妊活にも良くないってよく聞きますよね。
この理由ってご存知ですか?
いろいろな面から説明ができますが、
今回は抗ストレスに一番活躍してくれる、
腎臓の上にある副腎という臓器についてです。
副腎の役割は大きく2つあり、
一つはストレスに対抗するための血圧、血糖値のコントロール
などで、もう一つは性ホルモンの分泌です。
精神的なストレスや腸内環境の悪化(慢性的な炎症)などに
よる肉体的なストレスが続くと、副腎は性ホルモンの分泌よりも
ストレスに対抗するためのホルモンの分泌を優先します。
そうすると性ホルモンの分泌の乱れ、卵巣の機能への影響
なども出てきますので、当然生理不順などにも関係してくるので、妊娠しにくい体質になります。
基礎体温表なんかではグラフがガタガタだったり、
周期が乱れていたりするのは副腎の働きが
弱っているせいかもしれませんね。
それほど単純ではないにせよ、
ストレス→副腎疲労→生理不順→妊娠しにくい
と、なっているかもしれません。
精神的なストレスは、
人と自分を分ける境界線の問題だったり、
自己愛や自己犠牲がテーマだったりします。
人によってテーマは様々ですが、
やはり自己愛、自己肯定感はとても大事ですので、
まずは評価や比較から離れて「自分は自分でいい、そのままの自分でいいんだ」ていうことを承認してあげてください。
体については、腸内環境の悪化による腸内の炎症が
副腎疲労の原因になっているケースも多々ありますので、
まずは腸内環境を悪くするものを避けることから
始めることをお勧めします。
腸内環境を悪くするものとは
・砂糖や人工甘味料(ジュースやチョコ、クッキーなど)
・カフェイン(コーヒーや紅茶)
・乳製品
・食品添加物
・お酒、タバコ
・不要な薬
など、挙げればきりがありませんが、
絶対口にしないと頑張るのではなくて、
それらも妊活に悪影響を及ぼす可能性があるということ
だけでも、頭に入れておくといいと思います。
以上、「ストレスと妊活」についてでした。
日本妊活協会から索引
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